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【Visual Studio】DataSetやDataTableのデバッグで必要なDataSetビジュアライザーについて解説します【C#】

こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。

この記事では、Visual StudioでDataSetやDataTableのデバッグのときに使うDataSetビジュアライザーについて解説します。

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前提条件

この記事では、Visual Studio 2017 Communityを使っています。
インストールの仕方は、下の記事をご参考ください。

www.tairax.com

DataSetビジュアライザーとは

DataSetビジュアライザーとは、デバッグしているときに下記4つのオブジェクトを確認するときに使うものです。

  • DataSet
  • DataTable
  • DataView
  • DataViewManager

DataSetビジュアライザーを表示すると、下の画像のように現在定義されているDataTableなどの中身がデータテーブルのように表示され確認できます。

f:id:Tairax:20191125134201p:plain

DataSetビジュアライザーの解説で使うプログラム

DataSetビジュアライザーの解説で使うプログラムは、DataTableにデータを追加して、それをDataSetに追加するだけのものです。

コンソールプロジェクトを作成するやり方は下の記事をご参考ください。

www.tairax.com

using System;
using System.Data;

namespace ConsoleApp1
{
    /// <summary>
    /// DataSetビジュアライザーの出し方
    /// </summary>
    class Program
    {
        /// <summary>
        /// メイン
        /// </summary>
        /// <param name="args"></param>
        static void Main(string[] args)
        {
            // DataSetを作成
            DataSet dataSet = new DataSet();

            // DataTableを作成
            DataTable dataTable = new DataTable
            {
                TableName = "テストテーブル"
            };

            // Columnを追加
            dataTable.Columns.Add("id");
            dataTable.Columns.Add("age");
            dataSet.Tables.Add(dataTable);

            for(int i = 0; i < 3; i++)
            {
                DataRow dataRow = dataSet.Tables[0].NewRow();
                dataRow[0] = "A01" + i;
                dataRow[1] = i;

                dataSet.Tables[0].Rows.Add(dataRow);
            }

            Console.WriteLine("テストテーブルに追加しました");
        }
    }
}

ブレークポイントは、40行目に置きます。

f:id:Tairax:20191125145429p:plain

ブレークポイントの設定のやり方は、こちらの記事をご参考ください。

www.tairax.com

DataSetビジュアライザーを表示させるやり方

DataSetビジュアライザーを表示させるやり方を解説します。
デバッグを実行します。
実行するには

f:id:Tairax:20191123143332p:plain

Visual Studioの上部にあるバーの中の【デバッグ】を押します。

f:id:Tairax:20191125145710p:plain

タブが開かれるので、【デバッグの開始】を選択します。
選択すると、途端にデバッグが始まります!
ちなみにですが、【F5キー】を押しても同じことが起こります。

f:id:Tairax:20191125150012p:plain

40行目のブレークポイントで中断しました。
この状態で【dataSet】の上にカーソルを置きます。

f:id:Tairax:20191125150346p:plain

【dataSet】のオブジェクトが表示されます。
このオブジェクトの中にある虫眼鏡をクリックします。

f:id:Tairax:20191125150637p:plain

すると、DataSetビジュアライザーが表示されで現在の【dataSet】の中身を確認することができます。

f:id:Tairax:20191125150902p:plain

これで【DataSet】の中身を確認できるようになりました。

 

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まとめ:DataSetビジュアライザーを使ってみよう!

以上がVisual StudioのデバッグでDataSetなどを表示させるために必要なDataSetビジュアライザーについてです。

あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ

 

ほかにもVisual Studio解説記事を書いてます。
よければご参考ください。

【Visual Studio】コマンドライン引数に値を設定して実行するやり方を解説します

【Visual Studio】プログラムの行番号を表示するやり方を解説します

 

今までブログで書いたVisual Studioの解説記事のまとめは、こちらをご参考ください。

【Visual Studio】ブログで書いた使い方記事のまとめ【C#】