こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
情報処理試験のどんな午前問題でも出てくる可能性があるRFM分析。
今回の記事はRFM分析についてを解説していきます。
最後の方で実際に情報処理試験の午前問題で出題されたものをまとめました。
スポンサーリンク
RFM分析とは
データベースを使ったターゲット・マーケティングで、顧客の過去の購買履歴を分析する手法。
RはRecencyでもっとも最近購入された年月日であり、FはFrequencyで過去1年などの一定期間に何回購入されたかの購入回数、MはMonetaryで一定期間での購買金額を意味する。
RFM分析とは - コトバンクから引用させて頂きました
つまり、RFM分析とは
頭文字 | 意味 |
---|---|
R | Recency(最新購入日) |
F | Frequency(購入回数) |
M | Monetary(購入金額) |
の3軸で客を分析する方法をRFM分析といいます。
RFM分析では最も優良な客は、下の条件をすべて満たしている客です。
- 毎日買ってくれる
- 購入回数が多い
- 購入金額が高い
では、RFMのそれぞれの意味を解説します。
Recency(最新購入日)
RのRecency(最新購入日)とはその単語の通り、そのお客が買った最新の日が今日に近ければ近いほど良い客ということです。
たとえば、1か月前に買った客と昨日買った客では、昨日買ってくれた客のほうが優良な客ということです。
Frequency(購入回数)
FのFrequency(購入回数)とはその単語の通り、購入回数が多ければ多いほど良い顧客ということです。
たとえば、1回買ってくれた客と100回買ってくれた客では、100回買ってくれた客のほうが優良な客です。
Monetary(購入金額)
MのMonetary(購入金額)とは、その単語の通り、購入金額が高ければ高いほど良い顧客ということです。
たとえば、1万円買ってくれた客と100万円買ってくれた客では、100万円買ってくれた客のほうが優良な客です。
RFM分析を行う目的
RFM分析の目的は、客を分析することで企業が効率的に客にマーケティングを行い、利益を上げることです。
RFM分析を実施することで、たとえば購入回数が多い客、たくさん買ってくれる客、最近全然買ってくれない客がわかります。
結果を基に、その客ごとに合ったマーケティングを実施して利益を上げていきます。
たとえばよく買ってくれる客にはダイレクトメールを送り、購買意欲を掻き立てます。 逆に全然買ってくれない客には見切りをつけるなど、効率的にマーケティングができます。
実際に出た試験
RFM分析について分かりました!
では、実際に問題を解いてみましょう!
情報処理試験で、実際に出題された問題をピックアップします。
ITパスポート試験
平成27年春期問24 RFM分析でRが示すもの|ITパスポート試験ドットコム
平成28年秋期問32 優良顧客を抽出する方法|ITパスポート試験ドットコム
応用情報技術者試験
平成24年春期問68 RFM分析|応用情報技術者試験.com
応用情報技術者過去問題 平成26年春期 午後問2|応用情報技術者試験.com
応用情報技術者過去問題 平成23年秋期 午後問1|応用情報技術者試験.com
スポンサーリンク
問題の傾向とまとめ
傾向として、午前問題ではRFM分析は何なのかということを聞いてきます。
午後問題では、RFM分析の結果を踏まえ、どうしたらよいかということを聞いてきます。
まずRFM分析を理解することが大切ですね!
以上がRFM分析についての解説です。
いかがだったでしょうか?
少しでもあなたの勉強のお役に立てれば幸いです。
ではでは~(・ω・)ノシ
ほかにも勉強記事を書いてます。
よければご参考ください。
私が基本情報処理試験に合格したときの勉強方法をご紹介します!