こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
この記事ではキャッシュアルゴリズムのFIFOについて解説します。
最後の方で実際に情報処理試験の午前問題で出題されたものをまとめました。
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キャッシュアルゴリズムとは
キャッシュアルゴリズム(英: Cache algorithm)は、コンピュータ上で情報を格納するキャッシュを管理するプログラムまたはハードウェア構造を最適化するアルゴリズム群。
キャッシュが一杯になったとき、このアルゴリズムで新たな情報を格納するための場所を選択し確保する。
置換アルゴリズムあるいは置換ポリシーとも。
キャッシュアルゴリズム - Wikipediaから引用させて頂きました
キャッシュアルゴリズムとは、コンピュータにキャッシュを管理するための方法です。
FIFOはキャッシュアルゴリズムの中の1つです。
キャッシュアルゴリズムには、LFU 【 Least Frequently Used 】というものもあります。
こちらの記事をご参考ください。
FIFOとは
FIFO 【 First-In First-Out 】 先入先出法 / 先入れ先出し
FIFOとは、複数の対象を取り扱う順序を表した用語で、最初に入れたものを最初に取り出す(先に入れたものを先に出す)方式のこと。
FIFO(先入先出法)とは - IT用語辞典から引用させて頂きました
FIFOとは、ところてん方式です。
図を用いて解説していきます。
こんな感じで最大4つまで命令を保存することができる処理装置があるとします。
命令1が処理装置に出されました。
と処理装置に格納します。すると続けざまに命令2、命令3が飛んできました。
処理装置に命令2、命令3が格納されました。
今処理装置には、命令が3つ格納されています。
FIFOではどの命令から処理されるかというと
1番最初に来た命令1が実行されます。
命令1の次は命令2、その次は命令3というように来た順番どおりに実行していくのがFIFOです。
実際に出た試験
キャッシュアルゴリズムのFIFOについて分かりました!
では、実際に問題を解いてみましょう!
情報処理試験で、午前問題に出題された問題をピックアップします。
基本情報
平成17年秋期問27 ページ置換えアルゴリズム|基本情報技術者試験.com
平成18年春期問27 FIFO方式|基本情報技術者試験.com
平成27年秋期問17 ページ入替え方式|基本情報技術者試験.com
応用情報技術者試験
平成17年春期問23 FIFOの特徴|応用情報技術者試験.com
平成23年特別問21 ページを置き換える回数の組合せ|応用情報技術者試験.com
平成29年春期問16 置換えアルゴリズムはどれか|応用情報技術者試験.com
※平成22年春期問18と平成29年春期問16は同じ問題なので、平成29年春期問16のみ載せてます。
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まとめ:FIFOとは、ところてん方式
以上がキャッシュアルゴリズム、FIFOの解説です。
FIFOとは、ところてん方式と覚えましょう!
です。あなたの勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。
ではでは~(・ω・)ノシ
ほかにも勉強記事を書いてます。
よければご参考ください。
私が基本情報処理試験に合格したときの勉強方法をご紹介します!