こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
この記事では、システム開発のモデルで最も使われているだろう、そして情報処理試験にも出てくるウォーターフォールについて解説します。
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ウォーターフォールとは
システム開発の工程は、大きく分けて、以下の5工程があります。
- 要件定義
- 基本設計
- 詳細設計
- プログラミング
- テスト
「滝」をイメージしてください。
ウォーターフォールとは、システムの工程を滝のように上から下に流れるように開発していくモデルです。
基本的に、前工程が完璧に完了しないと次工程には進みません。
例えば、基本設計をしながら詳細設計はしません。
このように並行で作業を行わないことで品質を確保し、手戻りを最小限にする開発モデルです。
ウォーターフォールのメリット
ウォーターフォールの1番のメリットは進捗管理がしやすい点です。
ウォーターフォールは、完璧に完了するまで次工程には進みません。
つまり、今開発している工程でやるべきことや作るべき成果物というのは、前工程で明確に決まっているという前提があります。
そのためこの工程では、あと何が残っているのか?というのを計算しやすいです。
進捗管理がしやすいので、ウォーターフォールは大規模システム開発でよく使われます。
ウォーターフォールのデメリット
ウォーターフォールの1番のデメリットは後戻りが発生した場合、ものすごく手間がかかる点です。
システムは人間が考えて作るものなので、必ずミスがあります。
ミスを修正するために前工程に戻って修正することは、前工程をさかのぼってやり直す必要があります。
ウォーターフォールの名前のように、滝をさかのぼるのは大変なのです。
後工程になればなるほど、さかのぼって修正する量がものすごく多くなるため、開発スケジュールが遅れる原因の1つとなってしまいます。
実際に情報処理試験で出題された問題
ウォーターフォールについて解説しました。
では、実際に問題を解いてみましょう!
情報処理試験で、実際に出題された問題をピックアップします。
基本情報技術者試験
平成17年春期問40 ウォータフォールモデル|基本情報技術者試験.com
平成21年春期問45 ウォータフォールモデルの説明|基本情報技術者試験.com
平成21年秋期問49 ウォーターフォールモデル|基本情報技術者試験.com
平成23年特別問53 ウォータフォールモデル|基本情報技術者試験.com
応用情報技術者試験
平成18年秋期問39 ソフトウェアの開発モデルの説明|応用情報技術者試験.com
平成26年春期問54 開発期間の見積もり|応用情報技術者試験.com
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まとめ:ウォーターフォールとは、滝のような開発モデル
以上がウォーターフォールの解説です。
あなたの勉強に少しでもお役に立てれば幸いです。
ではでは~(・ω・)ノシ
ほかにも勉強記事を書いてます。
よければご参考ください。
人月について解説!情報処理試験で出された問題もまとめました!