こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
私は約3年コボラーとして働いた経験があります。
2019年1月現在、コボラーを脱出してC#エンジニアやってます。
3年コボラーやって思うことは
新卒エンジニアにCOBOLをさせる会社は、ブラック企業である
ということです。
この記事では何故そこまで断言できるのかを書いていきます。
もし新卒エンジニアでCOBOLをさせられそうなら、一刻も早くその会社から脱出しましょう!
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前提
先ほども書きましたが、私は新卒エンジニアで、約3年コボラーとして年金システム開発の経験があります。
なので、経験していないのに書いているわけではありませんのでご安心ください。
新卒エンジニアにCOBOLをさせる会社がブラック企業である、と断言する3つの理由
私がそこまで断言できる理由は3つあります。
それは
- エンジニアを成長させない環境がそろっている
- 新規開発がほぼない
- 会社に依存するしかなくなる
です!
では、1つずつ理由を書いていきます。
エンジニアを成長させない環境がそろっている
COBOLを使っているところは
- 銀行
- 年金
- 保険
とすべてお堅いところです。
そういうところはすべて、現行踏襲、つまり今までのやり方通りにしかやりません。
最新技術を導入するとか天地がひっくり返ってもありません。
またお堅いところなんで、いまだに紙文化です。
紙文化について書いた記事がありますので、↓をご参考ください。
COBOLを使っている現場は、新しいことにチャレンジしたいという新卒エンジニアの好奇心や勉強したいというやる気や成長機会を奪う環境がそろっています。
新規開発がほぼない
COBOLで新規開発なんてほぼありません。
なんでそこまで言い切れるかと言いますと、2019年現在COBOLは今の時代に到底合っていないからです。
COBOLでは
- サイトを作る
- 人工知能を開発する
- 機械学習
- スマホアプリを開発する
約60年前に開発されたので当たり前ですが、上記のことはできません。
需要がないんです。
だから、COBOLのシステム開発は、ほぼ保守です。
私が年金システム開発に携わっていたころ、新規開発なんてありませんでした。
3年やってて、新規開発がないんですよ?
いかにCOBOLで新規開発するのがありえないと分かって頂けたと思います。
会社に依存するしかなくなる
COBOLをすると、ほかの会社で働くことが難しくなります。
理由は転職するのが難しいからです。
この記事で、マイナビ転職の求人数を調べました。
その結果を引用します。
言語 | 件数 |
---|---|
COBOL | 119件 |
Java | 2324件 |
PHP | 1225件 |
これは検索キーワードに設定したのは、ITエンジニアとそれぞれCOBOL、Java、PHPと言語のみを指定して検索しました。
勤務地などは指定せずに、この結果ですよ?
文字通りに桁違いに仕事がない。
転職できないから、ずっと同じ会社で働かざる負えなくなる。
つまり、会社に依存するしかなくなります。
私がコボラーとして働いていたとき、10年以上同じ現場で働いていた人がゴロゴロいました。
中にはもう少しで定年退職する方もいらっしゃいました。
終身雇用制が崩壊しているこのご時世に、1つの会社、1つの現場でしか働けないのは大変危険です。
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まとめ:新卒エンジニアにCOBOLをさせるのはブラック企業
以上が新卒エンジニアにCOBOLをさせる企業はブラック企業である、と断言する理由です。
これから何十年も働いていく新卒エンジニアにCOBOLをさせる会社は、その新卒エンジニアの将来のことを全く考えていません。
そして、エンジニアとしてガリガリコードを書くというエンジニアのやりがいを奪っています。
新卒エンジニアにCOBOLをさせる会社はブラック企業です。
一刻も早く脱出しましょう!
COBOLに携わる新卒エンジニアが少しでも減ることを願ってます。
他にもCOBOLについての記事を書いています。
こちらもご参考ください。