こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
この記事では、C#でべき乗ができるMath.Powメソッドについて解説します。
スポンサーリンク
前提条件
この記事では、Visual Studio 2017 Communityを使っています。
インストールの仕方は、下の記事をご参考ください。
そもそもべき乗とは
この記事はあくまでMath.Powメソッドについての解説ですが、べき乗は何なのかという前提知識が必要なので、少しだけ解説します。
べき乗は、下記のように書きます。
意味として
のように右上にある小さい数字の回数だけ大きい数字をかけるものをべき乗と言います。
他の書き方として
- 3^2
- 3の2乗
と書くこともできます。
ちなみにどちらの数字にも、
- 整数(正負どちらも)
- 小数
指定することができます。
べき乗のこれ以上の解説は、Math.Powメソッドの解説から大きく外れるのでここで終わりにさせてもらいます。
ご了承ください<(_ _)>
気になる方は、高校数学を復習してみてください!
まあ、普段の生活をしている中でべき乗が自然数以外の数が指定されているということは、あんまりないと思います(;'∀')
Math.Powメソッドとは
Math.Powメソッドは、下記のように使います。
double result = Math.Pow(7, 4);
意味としては、以下です。
Math.Powメソッドとは、第一引数で指定した数字を第二引数で指定した数だけべき乗するメソッドです。
↑の例だと7×7×7×7=2401となります。
このメソッドはusingは
using System;
を使います。
公式では、以下のように記載されています。
Math.Pow(Double, Double) メソッド
名前空間:System
指定の数値を指定した値で累乗した値を返します。
Math.Pow(Double, Double) メソッド (System) | Microsoft Docsから引用させて頂きました
定義は以下です。
public static double Pow (double x, double y);
では、次章で実際に使ってみます!
解説で使うプログラムの概要
以下2パターンでべき乗を計算し、結果をコンソールに表示します。
- -7の4乗
- 2の8乗
コンソールプロジェクトを作成するやり方は下の記事をご参考ください。
プログラムを作成したあと、ビルドをするやり方はこちらの記事をご参考ください。
C#サンプルコード
using System;
namespace ConsoleApp1
{
/// <summary>
/// Math.Powメソッドのサンプル
/// </summary>
class Program
{
/// <summary>
/// メイン
/// </summary>
/// <param name="args"></param>
static void Main(string[] args)
{
// -7の4乗を計算し表示
double result1 = Math.Pow(-7, 4);
Console.WriteLine("-7の4乗の結果:" + result1);
// 2の8乗を計算し表示
double result2 = Math.Pow(2, 8);
Console.WriteLine("2の8乗の結果:" + result2);
}
}
}
実行結果
-7の4乗の結果:2401
2の8乗の結果:256
続行するには何かキーを押してください . . .
指定したべき乗通りの結果になりました!
スポンサーリンク
まとめ:Math.Powメソッドを使ってみよう!
以上が指定した数値をべき乗することができるMath.Powメソッドの解説です。
まとめなので、もう1度Math.Powメソッドの使い方を載せておきます。
Math.Powメソッドはべき乗を計算するときとても便利なので、ぜひ使ってみてください!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
ほかにもC#解説記事を書いてます。
よければご参考ください。
【C#】絶対値を求めるMath.Absメソッドについて解説します
【C#】文字列を数値に変換できるか調べるDouble.TryParseメソッドを解説します
今までブログで解説したC#の解説まとめ記事はこちらをご参考ください。