こんにちは。たいら(@tairaengineer2)です。
この記事では、C#でリストにリストを追加するAddRangeメソッドについて解説します。
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前提条件
この記事では、Visual Studio 2017 Communityを使っています。
インストールの仕方は、下の記事をご参考ください。
AddRangeメソッドとは
リストにリストを追加することができるのが、AddRangeメソッドです。
List<T>.AddRange(IEnumerable<T>) Method
名前空間:System.Collections.Generic
Assemblies:System.Collections.dll, mscorlib.dll, netstandard.dll
指定したコレクションの要素を List<T> の末尾に追加します。
public void AddRange (System.Collections.Generic.IEnumerable<T> collection);
AddRangeから引用させて頂きました
for文を使えば同じことができますが、AddRangeメソッドだったら一発でできちゃいます!
では、次の章で実際に使って解説します。
解説で使うC#プログラムの概要
- bentoList
- breadList
という2つのリストを作成します。
bentoListにbreadListを追加していきます。
追加前後の要素をコンソール上に表示して、比較して本当に追加されているのかを見ていきます。
コンソールプロジェクトを作成するやり方は下の記事をご参考ください。
プログラムを作成したあと、ビルドをするやり方はこちらの記事をご参考ください。
C#サンプルコード
using System;
using System.Collections.Generic;
namespace ConsoleApp1
{
/// <summary>
/// AddRangeメソッドのサンプルプログラム
/// </summary>
class Program
{
/// <summary>
/// メイン
/// </summary>
/// <param name="args"></param>
static void Main(string[] args)
{
List<string> bentoList = new List<string> { "幕の内弁当", "日の丸弁当", "のり弁当" };
List<string> breadList = new List<string> { "フランスパン","食パン", "ロールパン" };
// 追加する前のbentoListを表示
Console.WriteLine("---リストに追加する前---");
bentoList.ForEach(bento => Console.WriteLine(bento));
// bentoListにbreadListを追加
bentoList.AddRange(breadList);
// 追加した後のbentoListを表示
Console.WriteLine("---リストに追加した後---");
bentoList.ForEach(bento => Console.WriteLine(bento));
}
}
}
リストに対して、ForEachで出力しています。
ForEachについては、こちらの記事をご参考ください。
実行結果
---リストに追加する前---
幕の内弁当
日の丸弁当
のり弁当
---リストに追加した後---
幕の内弁当
日の丸弁当
のり弁当
フランスパン
食パン
ロールパン
続行するには何かキーを押してください . . .
bentoListにbreadListが追加されているのが確認できました!
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まとめ:リストにリストを追加するときはAddRangeメソッドを使おう!
以上がリストにリストを追加するするやり方の解説です。
なにかと便利なので、ぜひAddRangeメソッドを使ってみてください!
あなたのご参考になったのなら、とても嬉しいです(*´▽`*)
ではでは~(・ω・)ノシ
ほかにもC#勉強記事を書いてます。
よければご参考ください。
【C#】xmlを読み込む、XDocumentとXElementについて解説します。
今までブログで書いたC#の解説記事のまとめは、こちらをご参考ください。